- 家で魚料理をもっと食べたいけど、魚料理はハードルが高い
- 近所のスーパーの魚コーナーの品揃えが良くない、色んな種類の季節の魚を気軽に食べたい
fa-arrow-circle-right この記事では、こんな悩みを解決します。
結論からお伝えするとこのようなお悩みをお持ちの方には、目的にあった魚のサブスクサイトを利用するのがオススメです。
こんにちは!仕事に家事子育てに日々悩む、30代2児の父ブロガーのワット(@what84098237)です。
個人的な話ですが、僕は港町出身で、子供のころ(平成初期)のメインディッシュはだいたい魚でした。
そんな僕も地元を出て10年以上たち、自分が稼いだお金で好きなだけ肉を食らっていますが、時々無性に魚が食べたくなります。
ですが、おうちで魚を食べるのって結構ハードルが高いと思いませんか?
- 塩焼きにするにも、魚焼きグリルが汚染されるのでやりたくない
- 三枚おろしってそもそもやったことがない
お肉と比べると、魚の調理は色々面倒で何となく敬遠してしまいます。
また料理が好きな方であっても、子育て中など忙しい時期は手間がかかる魚料理はなかなか難しいのが現実です。
しかし、令和の時代には「もっと魚を食べてもらいたい」と熱い気持ちを持った方たちが立ち上げた便利なサブスクサービスがあります。
ご自身の目的にあったサブスクサービスを利用すれば、季節の美味しい魚を手軽におうちで食べられます。
本記事では、6つの魚のサブスクサービスをピックアップし、それぞれどんな方にオススメかまとめました。
本記事を最後までお読み頂ければ、ご自身の生活スタイルにあった魚のサブスクサービスを選び、活用できるようになるはずです。
- 魚が好きだけど、魚料理のハードルの高さに躊躇してしまう方
- 魚料理が食べたいけども、料理に時間をかけられない子育て世代の方
魚のサブスク(サブスクリクション)、定期便とは
皆さんご存じの通り、サブスクとはサブスクリプションの略です。
英語のsubscritionには、元々雑誌の定期購読の意味があります。
それが転じて、現在では月額サービスや定期利用サービスが「サブスク」と呼ばれるようになりました。
そして、魚のサブスクとは文字通り「魚の月額・定期サービス」のことです。
魚のサブスクは大きく分けて2つに分かれます。
一つは、魚料理、加工品のサブスク。
調理済みの魚料理の宅配サービスや地方特産品のサブスクサービスが該当します。
もう一つは、鮮魚のサブスクです。
新鮮な魚、お刺身などのサブスクサービスが該当します。
魚のサブスクのメリット
おすすめの魚のサブスクサービスのご紹介の前に、まずは魚のサブスクのメリットについてお伝えします。
季節の魚を手軽に食べられる
魚のサブスクサービスの一番のメリットは、季節の旬の魚を手軽に食べられることです。
島国日本の魅力の一つに寿司や豊富な海産物がありますが、残念ながら日本の一人当たりの魚消費量は年々低下しています。
結果、スーパー魚売り場は縮小・品ぞろえが少なくなり、決まった魚しかおいてありません。
日本人が昔から食べてきた旬の地魚を食べる機会がどんどん減っているのです。
ですが、それも仕方がない部分があります。
なぜなら、魚は調理しづらいからです。
魚らは肉とは違い、魚の種類毎捌き方が違ったり、同じ種類の魚でも一匹一匹大きさが全然違ったりします。
共働きが主流になり、料理に時間をかけるのが難しくなった令和の現代社会。
カット済みの野菜がバンバン売れる時代に、調理に手間がかかる魚が売れなくなるのは自然な流れと言えます。
- 調理が難しい
- そもそも近所のスーパーであまり魚が売ってない
これらの問題は魚のサブスクが解決してくれます。
魚のサブスクなら、イマイチな品揃えの近所のスーパーに代わり、魚のプロが旬の魚を定期的に届けてくれます。
魚の届け方も
- 解凍・温めるだけのお惣菜
- あとは簡単な仕上げのみの状態になった下処理済みの魚
- 鮮魚
と各サブスクによってさまざまなので、自分にあったサービスを選ぶことで、調理の手間を自分好みにカットできます。
例えば、
- とにかく時間がない方なら魚惣菜のサブスク
- 魚料理をこれから習得していこうという方なら下処理済みの魚のサブスク
- 魚料理に慣れてきた方なら鮮魚のサブスク
がそれぞれオススメです。
保存期間が長い
魚のサブスクのもう一つのメリットは、商品の保存期間の長さです。
魚のサブスクサービスでは冷凍便で商品が送られてきます。
スーパーで買った魚と比べ、鮮度を保ったまま比較的長期間保存できるのがメリットです。
魚のサブスクの商品であれば、スーパーで買った鮮魚と異なり、
- すぐに使い切らなくてはいけないプレッシャーに追われることなく
- 鮮度を保ったまま
保管することができるので、自分の好きなタイミングで好きな量を消費でき便利です。
魚のサブスクおすすめ6選
それでは以下、魚のサブスクを紹介していきます。
本記事では、魚のサブスクを以下の3つの目的・用途に分類し、紹介します。
- とにかく時間がない方なら魚惣菜のサブスク
- 魚料理をこれから習得していこうという方なら下処理済みの魚のサブスク
- 魚料理に慣れてきた上級者の方向けの鮮魚のサブスク
時間がない方におすすめの魚総菜のサブスク
まずはじめに旬の魚料理が定期的に届く「魚総菜のサブスク」をご紹介します。
上質な国産おさかな料理の定期便【BonQuish(ボンキッシュ)】
BonQuish(ボンキッシュ)は、東京電力ホールディングス(東京電力HD)と冷凍ミールキットの宅配サービスを展開するファミリーネットワークシステムズ(FNS)が共同で2022年12月にスタートさせた魚のサブスクサービスです。
手間がかからず、手軽に食べられて、上質な国産の水産物を使った、外食と比べても遜色のない本格的な魚料理を食卓に届けたい―。そんな両社の思いを込めて開発されたのが、ボンキッシュだ。発電所の多くが沿岸部に位置することなどから、かかわりが深い国内の漁業・水産業の振興に貢献したいと魚食ビジネスへの参入を決めた東京電力HDと、家事負担の軽減や国内の農業・漁業への貢献を社是に掲げ、宅配サービスに取り組んできたFNSの思いが一致した。
ボンキッシュの特長は、和洋中の一流シェフが監修した本格的な魚料理が届くという点。
一流レストランの本格的な味が湯せん、流水、レンジのいずれかの方法で回答するだけで手軽に食べられるのが魅力です。
魚のサブスクは鮮度など素材の良さをPRしているサービスが多いですが、ボンキッシュは調理方法へのこだわりを全面に出したPRをしています。
ボンキッシュの料理を監修する1流シェフは以下の3名
和食「近藤一樹」氏:元サンフランシスコ日本領事館の公邸料理人。
洋食「藤井 弘」氏:本場仏のミシュラン店やビストロ・ダ・アンジュの取締役を歴任した本格フレンチの名工。
洋食「西尾 正」氏:赤坂四川飯店の元幹部 黄綬褒章受章の匠。BonQuish HPより
シェフたちはレシピの考案から製品の味のチェックまでしっかり監修しているということです。
またシェフによる監修以外にも、
- 国内で水揚げされた水産物のみを使用
- 調理会社も水産物や料理の特長に合わせて変えている
など料理の品質に徹底的にこだわっています。
ボンキッシュは2022年現在、魚のサブスクの中では最もこだわりぬかれたプロの料理を楽しめるサービスと言えるでしょう。
さかなのわ
さかなのわはいわきユナイト株式会社が運営する福島県いわき市の水産加工品に特化したサブスクサービスです。
いわき市の沖合は、親潮(寒流)と黒潮(暖流)がぶつかる潮目の海であり、魚のえさとなるプランクトンが多く発生する豊かな漁場。
東日本大震災でいわき市の漁業・水産加工業はダメージを負いましたが、いわき市の美味しい魚、魅力ある水産加工品を全国に発信し、未来へつなぎたい。
そんな熱い想いで立ち上げられたサービスです。
さかなのわのサービスの特長は、いわき市の特産物に特化したサブスクであること。
かつ、焼くだけ・湯煎するだけの簡単調理品をあつめた定期便サービスになっており、普段魚を家で食べないご家庭でも手を伸ばしやすいサービスになっていることです。
特産物とは「その地域を代表し、その土地の気候風土を生かした物品」のことです。
「さかなのわ」は、いわき市の気候風土を生かした伝統の魚の味を、普段魚料理をしない人でもすぐに食べられる状態で届けてくれます。
\「さかなのわ」の公式HPはこちらから!/
未利用魚サブスク「Fishlle!(フィシュル)」
Fishlle!(フィシュル)は、株式会社ベンナーズが提供する魚加工品のサブスクサービスです。
フィシュルで届く商品の特長は、「未利用魚」を利用していること。
例えば、底引き網で水揚げされた大量の魚のうち、
- サンマやアジのようなスーパーで見かける魚は、需要があるので売られていきます。
- スーパーで見かけない魚でも料亭などで利用される高級魚も売られていきます。
- スーパーでも外食でも見かけない魚でも、一定の漁獲量がある魚は水産加工品用に取引されます。
ですが、網にかかる魚の中には、上記のような販路がない・売れない魚がいます。
こういった販路がない・売れない魚が「未利用魚」です。
Fishlle!(フィシュル)は、天然国産の未利用魚を積極的に買い付け、貴重の水産資源のムダを減らしつつ、各家庭で手軽に利用できる美味しい魚のサブスクを展開しています。
Fishlle!(フィシュル)では、季節ごとの旬の魚を「醤油漬け」「タレ付け」など下味をつけた状態で提供します。
フィシュルの魚は下味をつけただけの状態なので、料理のアレンジの幅が広いのも特徴。
もちろんそのまま解凍して、お皿に乗せるだけで美味しく食べることもできます。
Fishlle!(フィシュル)は、時間がない方が利用する「魚総菜のサブスク」と、これから魚料理を習得しよういう方にオススメの「下処理済みの魚のサブスク」の両方の性質を持ったサブスクと言えるでしょう。
魚料理をこれから習得していこうという方にオススメの下処理済みの魚のサブスク
続いて、手間がかかる魚料理の下処理をカットし、魚料理のハードルをグッと下げてくれる「下処理済みの魚のサブスクサービス」をご紹介します。
毎月旬の地魚料理キットを自宅にお届け「サカナDIY」
皆さんは、夏休みの工作キットを覚えていますか?
サカナDIY は、地魚料理の工作キットと言えるサブスクサービスです。
地魚は種類は豊富で、さばき方から味付けの仕方まで様々な知識が必要なので、普段から料理をやる方にとっても地魚料理はハードル高め。
しかし魚DIYなら
- 地魚ごと一番おいしく食べられるレシピ同封
- 面倒な下ごしらえは全て完了済み、あとは味付け加熱するだけの状態の新鮮な魚が届く
ので、誰でも簡単に美味しい地魚料理が食べられます。
これらの特性から、魚DIYは「これから魚料理を覚えていこう」と考えている方が、最初のとっかかりとして利用するのにピッタリなサービスと言えるでしょう。
また魚料理の経験がある、魚料理が得意な方にとっても、サカナDIYには
- スーパーでは売っていないような美味しい旬の地魚が定期的に手に入る
- 面倒な下処理をしなくてよい
メリットがあり、利用価値があります。
サカナDIYを運営する山口県下関の水産会社は、フグやノドグロなど高級魚を主に取り扱っている会社です。
値が張る分、要求も厳しい高級魚の品質を目利きできるプロのバイヤーが市場や漁師から直接仕入れるサカナDIYの食材は、近所のスーパーではなかなか手に入りません。
その上、鮮度を保ちつつ、あとは仕上げをするだけの状態に加工してあります。
週末に気合を入れて料理を作る時だけでなく、日常的に本格的な地魚料理を作れるので、魚料理好きの方にとってサカナDIYはご自身の平日の料理のグレードアップに活用できそうです。
サカナDIYの個別レビューは、以下の記事でまとめています。
魚料理に慣れてきた上級者の方向けの鮮魚のサブスク
最後に、魚料理は普段からやっていて慣れている方向けの鮮魚のサブスクを紹介します。
漁師さん直送市場(家庭版)
「漁師さん直送市(家庭版)」は、株式会社バリューデータが運営するWEBプラットフォームサービスです。
「漁師さん直送市(家庭版)」では、中間業者や小売店を介さず、商品をダイレクトに消費者に届けるため、利用者は超新鮮な魚をリーズナブルな価格で手に入れることができます。
通常、漁師さん直送市場では、商品を選択して注文するのですが、「おまかせ定期便」というサブスクサービスもあります。
漁師さん直送市場のお任せ定期便では、漁師さん直送市場が誇る21県の漁師・漁協ネットワークを駆使して、その時々の旬の鮮魚を月に一度のペースで配送します。
漁師さん直送市場の一番の特長は、届く魚の鮮度です。
通常の魚の流通の流れは、
- 漁師・漁協→産地市場→消費地市場→スーパー・料理店→消費者
と、魚が取れてから消費者までに多くの経由地があり、僕たち消費者が魚を手に取るころには、数日経ってしまっています。
漁師さん直送市場では、取れたものをそのまま消費者に出荷するので、最短で魚が取れた翌日には僕たち消費者に届きます。
ただし、届く魚は下処理は一切されていないので、自分で内臓を取ってさばく必要があります。
また消費期限もほかのサービスと比べて短め。
漁師さん直送市場は、新鮮な地魚を入手するという点ではプロユースの需要があるほど優れたサービスですが、魚料理初心者には若干ハードルが高い上級者向けのサービスと言えるでしょう。
ふるさと納税 定期便
厳密には「サブスク」とは言えないかもしれませんが、旬の鮮魚を定期的に入手するなら「ふるさと納税の定期便」を利用する選択肢もあります。
一部の自治体では、ふるさと納税の返礼品として農産物、水産物の定期便を取り扱っているので、こちらを魚のサブスク替わりに利用するという方法です。
例えば長崎県五島列島の五島市では、3ヶ月に1度の年4回、島近海の旬の地魚を鮮魚BOXで届けてくれる返礼品サービスを提供しています。
ふるさと納税を魚のサブスクに利用するメリットは、価格です。
ふるさと納税は、寄付金金額の上限以内であれば実質自己負担2000円で返礼品がもらえるので、他のどのサブスクサービスよりもコスパは高くなります。
一方のデメリットは、融通の利かなさです。
発送日時の指定ができない、発送の事前通知がない、途中解約不可など、ふるさと納税ではこちらの事情に合わせた変更ができない自治体が多数を占めています。
また寄付金の高額さから、月1で魚を送ってもらうのは難しいというデメリットもあります。
魚料理をご家庭で手軽に・・・という目的で魚のサブスクを考えている場合は、ふるさと納税以外のサブスクを選んだほうが満足できると思います。
それでも条件さえあえば、実質負担2000円で魚の定期便が受け取れるのは非常に魅力的です。
「ふるさと納税の魚の定期便」は、コスパ重視の方にとって有力な選択肢と言えます。
\楽天ふるさと納税公式HPはこちら!/
魚のサブスク・定期便のおすすめ6選のまとめ
今回は、旬の地魚料理をより身近にしてくれる魚のサブスク・定期便サービスを紹介しました。
如何でしたか?
かつて日本人にとってもっとも身近な食材のひとつだった魚ですが、近年ではどんどん消費量が減ってきていたところ、コロナで外食需要が激減し、消費量減が加速している状況です。
正直いって魚は調理が面倒なので致し方ない部分はありますが、本記事で紹介したサブスク・定期便を利用すれば、手軽に簡単にご家庭で魚料理を楽しむことができます。
肉だけでは料理のレパートリーが単調で高カロリーになってしまうので、ぜひこういったサービスを利用して、魚も日々の献立レパートリーに追加してみてください。
また別の記事でお会いしましょう!