- ドラム式洗濯機は便利そうだけど、毎回乾燥をかける場合の電気代が気になる・・・
- ドラム式洗濯機の実際の電気代はどのくらいなのか??
本記事では、上記の疑問を解消します。
ドラム式洗濯機導入前後の筆者の家の電気代を比較して説明します!
高度経済成長期の三種の神器は「白黒テレビ、冷蔵庫、洗濯機」だったそうです。
昨今は「ドラム式洗濯機、食洗機、ロボット掃除機」が(何度目か分からない)新家電三種の神器と言われているようですね。
個人的にはこの新家電三種の神器の中で、最も時短効果が高いのがドラム式乾燥機だと思っています。
最近のドラム式洗濯機は洗剤の投入も自動でやってくれるので 本当に服を入れてスイッチを押すだけで服が洗濯乾燥されて出てきて、まさに未来の家電といった感じ。
ドラム式洗濯機は、一人暮らしでも、夫婦恋人と2人世帯でも、家族世帯でも今すぐ買うべき便利アイテムですが、電気代が気になる方もいるのではないでしょうか?
結論からお伝えすると、ヒートポンプ式のドラム式洗濯機を1日2回使った場合の電気代は、1か月1500円ほどでした。
以下、詳細を解説します。
ぜひ最後まで読んでください!
ドラム式洗濯機の電気代比較検証
メーカーの計算値
まずは、ドラム式洗濯機の電気代のメーカー計算値をまとめます。
我が家の洗濯機はパナソニックのヒートポンプ式。
パナソニックのHPによると洗濯乾燥運転1回で約25円かかるとのこと。
我が家では1日2回洗濯機を回しますので、1ヶ月だと25×2×30=1500円かかる計算。
従ってドラム式洗濯機購入前後の料金の変化は、+1500円程度で収まっているはず。
ドラム式洗濯機導入前後の実電気代の比較
それでは早速、ドラム式洗濯機の導入前後で電気代がどれだけ変化したか、我が家の結果を公開します。
我が家がドラム式洗濯機を導入したのは、2019年8月。
東京ガスのマイページで、ドラム式洗濯機の導入前後の電気代を比較します。
2019年と2020年で電気代を比較した結果は、以下の通りです。
枠内の上側が2020年、下側が2019年の電気代です。
3ヶ月平均でドラム式洗濯機導入前に比べ、導入後は1303円増という結果でした。
概ね予想通りの結果となっていますね!
ドラム式洗濯機に月1500円払って得られるもの
ざっくりとした確認でしたが、1日2回、ドラム式洗濯機を乾燥まで回すと大体月1500円程度かかることが確認出来ました。
年間にすると約18,000円。
決して安くないこの金額をどう捉えるか。
ドラム式洗濯機導入で短縮される家事の時間で考えてみます。
洗濯物を手で干すのが1日2回、1回10分と年間の時短効果を計算すると、20分×365=7300分≒約121時間となります。
すなわちドラム式洗濯乾燥機の導入で1年間では約121時間=5日もの時短効果が得られる計算です。
年5日間の時間節約効果と聞くと年18000円の電気代分の価値はありそうな気がしますね!
また電気代の金額以上に1回10分の洗濯物を干す時間の削減の価値を感じる瞬間が朝です。
我が家は共働きなのですが、子供にご飯を食べさせて、着替えさせて、自分達が身支度してと朝は分刻みの忙しさ。
朝の10分には何にも代えられない黄金の価値があります!
また電気代の値上げに抵抗がある方は、電力会社比較サイトを使って、安い電力会社に乗り換えることもできます。
色々な比較サイトがありますが、オススメはエネチェンジです。
エネチェンジは、電気の市場価格と連動して電気代が高騰する可能性のある電気料金プランは掲載していません。
燃料調整費は別途ありますが、一時期問題になった電気単価が市場価格で大きく変動するプランは掲載されていないので安心感があります。
ドラム式洗濯機導入で上がる電気代削減のため、ぜひ検討してみてください。
ドラム式洗濯機を買うならヒートポンプ式、洗剤自動投入機能付を!
ドラム式洗濯機は色々機種がありますが、以下の2つの仕様は押さえておきましょう。
ヒートポンプ式
ドラム式洗濯機の乾燥機能には、「ヒーター式」と「ヒートポンプ式」の2種類があります。
日々の電気代を少しでも節約するために、ドラム式洗濯機の乾燥方式は「ヒートポンプ式」を選択しましょう。
ヒートポンプは、エアコンにも使われている技術ですが、ヒーター式と比べ、エネルギー効率が段違いです。
ヒートポンプは気体を圧縮・膨張させると温度が変化する性質を利用して、熱を必要な箇所に移動させています。
熱を移動させるということは、温かい場所が出来ると同時に冷たい場所が出来るということですが、ドラム式洗濯機では洗濯物から水分を奪って湿気を含んだ熱風の除湿のために冷たい場所を利用するためムダがありません。
そしてヒートポンプ式のドラム式洗濯機は、洗濯機内の熱風を除湿しながら乾燥するので、ヒーター式に比べ電気代が安いだけでなく乾燥時間も早いという特徴があります。
ヒートポンプ式はドラム式洗濯機にとって良いこと尽くめで、2023年現在ドラム式洗濯乾燥機の主流になっています。
しかし、コンパクトタイプや安価なドラム式洗濯機では、いまだにヒーター式の乾燥機が採用されていることがあるので注意が必要です。
ヒートポンプ式は機構が複雑なためか小型化は難しく、コンパクトタイプのドラム式洗濯機には採用できないようですね。
設置場所の都合でコンパクトタイプのドラム式洗濯機しか置けない場合もあると思いますが、電気代や乾燥時間のことを考えれば、可能な限りヒートポンプ式を選択したいところ。
パナソニックのHPには設置スペースの詳細情報があるので確認の上、大丈夫そうであれば是非ヒートポンプ式を選択してください。
↑は以前住んでいた賃貸アパートに無理やりヒートポンプ式の洗濯機を置いていた時の写真です。
と不安でしたが、PanasonicのHPの情報を元にきっちり採寸した結果、ギリギリ設置できることがわかり、購入しました。
洗剤自動投入機能
洗剤自動投入機能は、めちゃめちゃ便利です。
洗濯物を放り込んでスイッチ押すだけで良いというのがこんなに楽だとは思いませんでした。
理屈じゃないです、とにかく楽なので自動投入機能付を迷わず選んでください。
※2023年現在は、各社ほぼ標準装備くらいになってきてますね・・・。
ドラム式洗濯機を導入した場合の電気代は大したことない!
- 1日2回洗濯する場合、大体月1500円
- 月1500円の価値はあるので、迷わず買うべき。
ドラム式洗濯機は「3種の神器」の名にふさわしい、日々の生活を楽にしてくれる家電です。
まだドラム式洗濯機を買っていない方は騙されたと思って是非今すぐ買ってください。
最高です。
また電気代アップが気になる方は、エネチェンジ などの電気料金比較サイトで電気料金を今の会社よりも安くできないか、検討してみてください。