管理人のwhat(ワット)です。
最近のエアコンは「AI制御」がトレンドですが、我が家でも戸建て購入を機にAI搭載エアコンを導入しました。
三菱の霧ヶ峰です。
高精度赤外線センサーとAIで住宅性能に合わせた空調制御を行うというこのエアコン。
本記事では霧ヶ峰「ムーブアイmirA.I.+(ミライプラス)」搭載エアコンを2ヶ月使った感想をまとめます。
三菱はAIが住宅性能を自動学習!
2020年夏現在、大手家庭用エアコンのハイエンドモデルには大体「AI制御機能」がついています。
ですが、AIを使って何を学習してどんな制御を行うかは、各社特徴があります。
霧ヶ峰の場合は、下記のように書かれています。
断熱性や気密性、立地や間取りの違いでお部屋のあたたまり方や湿度のこもり方は様々。
「ムーブアイmirA.I.+」は住宅性能※1の学習から、少し未来の外気温や日差しの変化の影響をお部屋ごとに予測して「暖房」・「冷房」・「除湿」の強さを調節。だから快適が続きます。※1:室温に影響する性能(断熱性、気密性、広さを総合的に判断)を指します。
~三菱電機HPから引用
2020年現在、エアコンの機能説明中に「住宅性能を学習する」と記載があるのは霧ヶ峰が唯一です。
家の断熱性能や日当たりによってエアコンの効きは大きく変わるはず。
それをAIが学習して制御を最適化するというのはエアコンの理想形じゃあないか!
我が家には採光用の吹き抜けがあり、エアコンの効きに不安がありまして、この住宅性能学習機能にとにかく惹かれ、霧ヶ峰を購入することにしました。
「ムーブアイmirA.I.+」体感記
我が家で購入したのは霧ヶ峰Zシリーズ2020年モデル、フラッグシップの一つ下のモデルです。
200V、18畳用ですが、デカイ!
存在感バリバリです。
正面からみるとそうでもないように見えますが、下から覗き込む角度では圧迫感があります。
リモコンですが、ボタンは少なめでシンプルです。
冷房、除湿、暖房ボタンがリモコン的に押しにくい位置に配置されているのが印象的。
「とにかくAI自動運転を押しときゃいいんだ!」と言わんばかりで三菱電機さんの自信が伺えます。
そして実際にAI自動運転以外に普段押すボタンはないです。
それぐらい制御が素晴らしいです。
賃貸についていたエアコンは、真夏の昼間に28℃に設定しても28℃まで室温が下がらなくて暑い!
かといって設定温度を下げると今度は寒すぎる!
ですので、こまめに温度設定を変えてあげる必要がありました。
自動運転なんて全く話にならない。
一方、霧ヶ峰はAI自動運転にしておけば、室温をビタっと設定温度に調整してくれます。
ムーブアイで状況を判断して、AIが制御を変えてくれる機能も秀逸。
寒いと感じている人を見つけて風向きを変えてくれたり、温度が下がりきったら自動的に除湿運転に切り替えてくれたり、大活躍です。
ムーブアイmirA.I.+の不満点
不満な部分ですが、エアコン単体で見た場合、不満点は全くありません。
リビングのエアコンは高級機を買うとこんなにも違うのか!という感動すらあります。
しかしながら、スマートスピーカー連携が全く持って使いものにならなかったのが、非常にがっかりしました。
エアコンの連携機能を使わずに、解決できたので良いものの、三菱電機さんには強く改善を訴えたい…。
こちらは、別の記事でまとめたいと思います。
ムーブアイmirA.I.+レビューのまとめ
住宅性能を自動学習して制御するという「ムーブアイmirA.I.+(ミライプラス)」ですが、夏場は期待通りの働きを見せてくれました。
我が家には採光用の吹き抜けがあるのですが、全くものともせず、部屋を快適に保ち続けてくれました。
ただし冷房の場合、エアコンの冷気は床側にたまるため、吹き抜けの悪影響は少ないといわれています。
エアコンの暖気がガンガン吹き抜けに昇っていく冬場こそが「住宅性能自動学習機能」の真価が問われる時期と言えるでしょう。
今年の冬には「ムーブアイmirA.I.+(ミライプラス) 体験記(冬場編)」をまとめたいと思いますので、そちらも是非ご覧頂ければと思います。