管理人のwhat(ワット)です。
「結婚は早いほうがいいぞ〜」おじさん、皆さんの職場にはいませんか?
言われた皆さんは「うっせぇ、んなもん自分で決めるわ!」と思われている事でしょう。
でも少し待ってください。
何処の職場にも「結婚は早い方がいいぞ〜」おじさんがいるということは、早く結婚することにも一定のメリットがあるのではないでしょうか?
また、逆にデメリットはないのか気になりませんか?
本記事では「実際に早く結婚した」おじさんの僕が、早く結婚するメリット・デメリットをまとめます。
結論からいうと、早く結婚したほうが良いかは個人の価値観次第なので、別にどちらでも良いと思います。
ただし、早く結婚するメリット、デメリットは明確です。
また「みんな大体30歳前後で結婚するから、それまでは遊んでいよう」という考えで結婚を遅らせるのは危険です。
ぜひ本記事を最後まで読んで、参考にして頂ければと思います。
- 20代前半から半ばくらいの未婚の方
■目次 (クリック可能)
早く結婚するデメリット
まずは早く結婚することのデメリットからまとめていきます。
早い結婚のデメリット:大きな決断が難しくなる
結婚すると自分の人生が自分だけのものではなく、夫婦2人のものになります。
人生の意思決定を100%自分の自由に出来ないということです。
従って早く結婚すると自分の人生を大きく変える決断をしにくくなります。
転職くらいなら特に問題ありません。
むしろ共働き夫婦なら、短期間仕事が途絶えてもパートナーの収入があるので、転職にはむしろ有利なくらいです。
ですが海外で働く、仕事を辞めて大学に入り直すレベルになってくるとかなり厳しくなります。
パートナー次第ですが、自分の意思を曲げないなら離婚も選択肢に入るでしょう。
社会人になり、色々なことを見聞きすることで、自分の人生プランを大きく変えたいと思う人も少なくないではず。
しかし、結婚すると変えることができる範囲がどうしても狭まります。
早い結婚のデメリット:友人付き合いが減る
結婚すると友人付き合いは減ります。
いくら夫婦で「子供が出来るまでは自由に遊べるようにしよう」と決めても、周りが遠慮するからです。
こんな僕にも結婚するまでは、気軽に飲みに誘える・誘ってくれる女性の友達がいました。
しかし、結婚した途端、ぱったり飲みに行くことはなくなりました。
男性の友人に関しても、結婚する前は「今日暇?」という遊びの誘いや訳のわからない悩み相談などの唐突な連絡が来ていました。
ですが、そういった連絡も結婚後、徐々に少なくなり、前もって予定を決めて会うような形に落ち着いていきました。
早い結婚のデメリット:お金に困る
結婚にはお金がかかります。
新居の敷金礼金、引っ越し代、寝具、家具、家電、カーテンなど必要なものを挙げればキリがありません。
首都圏在住の僕たち夫婦の場合、同居を始めるための費用だけで70万ほどかかりました。
加えて指輪代、結婚式代も飛んでいきましたし、結婚当初は貯金ゼロ。
僕の出張旅費の振り込みのタイミングによってはクレジットの引き落としすら危うくなる状況でした。
見通しが甘かった!
では、早く結婚して2馬力でバンバンお金を貯めていけるかというと案外そうでもないです。
何故なら独身の友人達はお金をたくさん持って遊び回っていて、友人づきあいの中で交際費がバンバン出ていくからです。
僕ら夫婦は、そういう友人関係を遮断して貯金するという決断も出来ず、交際費が膨らんでしまいました。
結局共働きにも関わらず、貯金が100万を超えるのには2年かかりました。
早く結婚するデメリットをまとめると
自由がなくなる。
これに尽きます。
逆にいうとこれだけです。
自由がなくなることのデメリットより、大きなメリットがあれば、早く結婚しても問題がないことになります。
早く結婚するメリットまとめ
続いて早く結婚するメリットをまとめていきます。
早い結婚のメリット:恋愛から解放される
結婚すれば、恋愛市場から撤退出来ます。
恋愛は楽しいですが、辛いこと、大変なこと、わずらわしいことも多いです。
さっさと結婚しておけば、
- 交際相手がいなくて、合コンや婚活を頑張る
- 交際相手と別れて落ち込む
- 周りが結婚していって焦る
などと言ったことに悩むことは一切なくなります。
実際に早く結婚した僕の経験からいうと、仕事のキャリア形成にもっとも重要な20代後半~30代前半の時期に恋愛に悩まされず、仕事に集中できたのは大きなメリットだったと感じています。
早い結婚のメリット:気持ちに余裕が出来る
まずはこちらの有名なツイートをご覧ください。
生ハム原木が家にあると、ちょっと嫌なことがあっても「まあ家に帰れば生ハム原木あるしな」ってなるし仕事でむかつく人に会っても「そんな口きいていいのか?私は自宅で生ハム原木とよろしくやってる身だぞ」ってなれる。戦闘力を求められる現代社会において生ハム原木と同棲することは有効 pic.twitter.com/SNwQiMoGvN
— えすきち (@flowertoman) July 8, 2019
結婚すると、このツイートの「生ハム原木」が「妻または夫」に置き換わった状態になります。
結婚すると、絶対的な信頼がおける自分の生涯のパートナーと同居できます。
一生涯の相互扶助契約を取り交わした最強の相方です。
絶対的な信頼関係を維持するためには、夫婦双方の不断の努力が必要ですが、これほど人生の土台になるものは他にありません。
めちゃめちゃ気持ちに余裕ができて、学生時代のコンプレックスとかどうでもよくなります。
そして早く結婚すれば、それだけ早く人生の土台を手に入れられます。
早い結婚のメリット:不妊治療を若いうちから始められる
2017年の厚生労働省レポートによると、実際に不妊の検査や治療を受けたことがある(または現在受けている)夫婦は18.2%、約5.5組に1組の夫婦が該当します。
不妊は決して他人事ではありません。
不妊治療は若いうちから始めたほうが良いのは各種データが証明しています。
また不妊治療は金銭的、精神的負担が大きいですが、時間に余裕がある若いうちであれば一度治療を中断するという選択肢を取りやすいです。
実際に僕たち夫婦も一時精神的に参ってしまい、不妊治療を1年中断した経験があります。
将来子供を持ちたいと考えていらっしゃる方にとっては、早く結婚することのメリットは大きいです。
早く結婚するメリットをまとめると
家族という人生の土台を早く手に入れられる。
これに尽きます。
いつ、だれと結婚するかは個人の自由ですが、自分が仕事のキャリアを積もうとしている業界がすでに決まっていて、いい人がいるならさっさと結婚して損はないんじゃないかな?と思います。
25歳での結婚は早いのか?
「実際に早く結婚したおじさん」を名乗る僕は新卒4年目の25歳で結婚しました。
実際のところ、25歳の結婚は本当に早いのでしょうか?
実は、確かに25歳での結婚は早いほうではあるのですが、突出して早いわけではありません。
2017年の厚労省調査では、男性の平均初婚年齢は31.1歳、女性は29.4歳です。
これだけ聞くと男性で25歳の結婚は相当早いように感じられます。
しかし、平均を押し上げている(または押し下げている)極端なデータを取り除いた平均値である「中央値」を見てみましょう。
平均初婚年齢の中央値は、男性で約28歳、女性で約27歳です。
ぐっと年齢が下がりましたね。
これを見ると男性で25歳で結婚はそこまで早くない感じがしてきました。
さらに東洋経済の2021年12月の記事では、2018年の初婚同士の婚姻数を分析した結果、男性では27歳が、女性では26歳が最も結婚件数が多い年齢だったことが報じられています。
男性の平均初婚年齢31.1歳、女性29.4歳と聞くと20代半ばから後半の結婚は早めのように感じてしまいますが、記事では半数以上の人が20代半ばから後半に結婚していることが示されていました。
25歳での結婚は、特別に早いものではないことがご理解いただけると思います。
何か人生の目的があって敢えて結婚を遅らせている人は全く問題ありません。
ですが、「大体みんな30歳前後で結婚するんだから、それまで遊んでいよう!」みたいな考えの人は、注意が必要です。
20代半ば~後半には未婚の同年代は半分以下にまで減っており、出会いが極端に少なくなるからです。
結婚は早い方が良い?25歳の結婚は早い?のまとめ
今回は、25歳で結婚した僕の経験を踏まえ、早く結婚するメリット、デメリットをまとめました。
如何でしたでしょうか?
結婚する、しないは個人の自由ですし、結婚している人が偉いわけでは決してありません。
ただ、将来は結婚したいと思っている方ならさっさと結婚してしまうのも良いと思います。
本記事が結婚をぼんやり考え始めた20代前半~後半の方の参考になれば幸いです。