wena3の睡眠ログ機能レビュー!定番アプリSleep Cycleと比較しました!
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管理人のwhat(ワット)です。

2020年11月27日発売のSONYの時計バンド型スマートウォッチ「wena3」。

wena3では心拍数センサーが標準搭載され活動量計機能が大幅に強化されました。

本記事では、wena3の活動量計機能のうち、「睡眠ログ」機能について、iPhoneアプリ「sleep cycle」との比較を交え、徹底レビューします!

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wena3を活動量計メインで使おうと思っている方は要チェックです!
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wena3のソフトウェアアップデートに関して

注意!

本記事は、2021年1月12日のソフトウェアアップデート後のレビューです。
1月12日以前の使用感については、評価に含めていませんのでご注意ください。

2021年1月12日以前のwena3には就寝中に心拍センサーがオフになるという不具合がありました。

wena3 睡眠ログ機能不具合
心拍数が測定出来ていません

結果、総睡眠時間が正しくカウントされない状況だったのですが、ファームウェアアップデートで無事解消されました。

不具合が解消されてから半月ほど経ちましたので、今回は改善された後のwena3の睡眠ログ機能について詳細にレビューしていきます。

wena3自体の全般的なレビューは以下の記事を参照ください。

wena3を2年間使用した筆者の率直なレビューをまとめています。

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wena3の睡眠ログ機能

wena3は心拍数で睡眠の動向をモニタリングしています。

就寝中は、副交感神経が優位になり脈拍が遅くなるので、普段の心拍数と比較することで装着者が寝ているのか判断できるという原理です。

実際のwena3アプリの表示画面をお見せします。

まずは心拍数推移から。

wena3 心拍数表示
寝ている間は明らかに心拍数が低くなっています

丸で囲った箇所が就寝中の心拍数推移です。

眠りに落ちるとストンと下がり、朝起きるとグイーンと立ち上がっているのがわかります。

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心拍数の動きがこれだけ極端であれば、心拍数で確実に就寝中かどうか判断できそうですね!

続いて睡眠ログ画面を見ていきましょう。

wena3 アプリ 睡眠ログ表示
wena3アプリの睡眠ログ画面

心拍数ではわからなかった眠りの深さ、サイクル等が折れ線グラフと総時間で表示されています。

眠りの深さは「覚醒」「レム睡眠」「浅い」「深い」の4段階で表示されています。

睡眠には浅い眠りの「レム睡眠」、深い眠りの「ノンレム睡眠」の2種類がありますが、wena3ではノンレム睡眠を浅い、深いの2段階で区別しています。

アプリの睡眠ログ画面の表示は、朝起きた瞬間すぐに反映されません。
朝起きてからしばらく経過し、wena3が「こいつはもう起きて動き始めてたな」と判断した後、睡眠時間を確定し、アプリに表示するという仕組みになっています。

睡眠の結果は、wena3の活動量計の別機能「エネルギー残量」に反映される仕組みです。

wena3アプリ エネルギー残量画面
wena3アプリのエネルギー残量画面

↓は結構お酒をいっぱい飲んだ日の睡眠ログです。

wena3 お酒を飲んだ日の睡眠ログ
お酒を飲んだ日の睡眠ログ

7時間も寝ているのに、深い睡眠が30分程度しか取れておらず、眠りが浅いことがわかります。

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お酒を飲むと寝つきは良くなるけど、熟睡できないというのは本当でした!
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wena3の睡眠ログ機能とSleep Cycleの比較

wena3がどの程度正しく睡眠状態を把握できているのか、別の睡眠計と比較し、検証してみます

今回、比較対象とするのはiPhoneアプリ「Sleep Cycle」です。

Sleep Cycle」は僕がiPhone3GSを使っていた時からあり、それでいて未だに定番の地位にある、非常に実績のある睡眠ログアプリです。

「Sleep Cycle」では寝返りを測定して、眠りの深さを推定するという方式が使われています。

実績があり、且つ睡眠状態を把握する方法が違う睡眠記録計と比較して概ね同じ傾向が得られれば、wena3の睡眠ログの信頼性を確認できるのではないかと考えました。

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それでは早速比較していきましょう!

まずはwena3を装着した上で、sleep cycleをセットしてぐっすり寝ます。
wena3から得られた睡眠記録がこちらです。

wena3 アプリ 睡眠ログ表示
wena3アプリの睡眠ログ画面

Sleep Cycle 日報画面
Sleep Cycleの日報画面

横軸の長さが異なるので少しわかりにくいですが、午前1時前に入眠、そのまま2時くらいまで深い睡眠。
そこから一度浅くなり3時くらいに再び一度眠りが深くなっています。
4時台は眠りが浅め、5時過ぎにまた一度深くなっています。

wena3は睡眠状態の区別が4段階のみなので、Sleep Cycleのグラフに完全に一致するわけではありませんが、概ね同傾向と判断できる結果となりました。

wena3の睡眠ログ機能とSleep Cycleの優劣

wena3の睡眠ログ機能とSleep Cycleのどちらが優れているのか?

結論からいうと、どちらも一長一短があり、単純な優劣はつけられません。

改めてwena3とSleep Cycleの記録画面を見てみましょう。

まずはwena3の睡眠ログ画面です。

wena3 アプリ 睡眠ログ表示
wena3アプリの睡眠ログ画面

続いてSleep Cycleの日報画面がこちら。

Sleep Cycle 日報画面
Sleep Cycleの日報画面

wena3では睡眠時間合計が約6時間となっていますが、Sleep Cycleでは約5時間です。

どちらがより正確かというと実はwena3のほうです。
この日、Sleep Cycleで、僕が起きたことになっている時間は同じベットで寝ている妻が起きた時間です。

寝返りを検出して睡眠の状態をモニターしているSleep Cycleは、隣で寝ている人の動きを拾ってしまうことがあり、正確に睡眠時間が出ないことがあります。

wena3は、装着している人の心拍数で睡眠の状態を見ているのでこのようなことはありません。

一方、Sleep Cycleは睡眠記録アプリとしての機能面で圧倒的にwena3に勝っています。

多機能な統計機能、睡眠の質を評価する機能、眠りが浅い時を狙ってアラームを鳴らす機能、いびきや寝言を記録する機能はwena3にはないものです。

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睡眠記録機能一本で、約10年もこの手のアプリの定番の地位を保っているのは伊達じゃないです!

手軽さという点では、wena3に軍配が上がります。

着けて寝るだけで良いというのは皆さんが想像する以上に楽です。
現に、約10年前に入れたSleep Cycleは夜寝る前にセットするのが面倒で、「最近、うまく寝られないな・・・」と思う時期にしか使ってきませんでした。
あとは休日の昼寝や出張移動中のうたた寝も体力点数に反映してくれるのも良いです。

まとめると以下のような感じです。

wena3が向いている用途

夜、同じベットや布団で奥さんや子供と一緒に寝ている
普段から記録を取り続けて、ふとしたときに確認するような使い方をする場合

Sleep Cycleが向いている用途

睡眠の質に悩んでいて、短期間徹底的にモニターしたい人

ちなみにwena3とSleep Cycleの両方を使うのもアリです。

Sleep Cycleはスマホアプリなので、別にwena3とどちらか片方しか使えないというわけではありません。
むしろ併用したほうが、より効果的だと思います。

具体的には、普段はwena3で記録を取り続けます。それで

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最近、寝ても疲れがとれない・・・。
wena3でみると深い眠りの時間が少なくなってるな~。

ということに気づいたら、しばらくの間Sleep Cycleでがっつり睡眠記録を取るという使い方ができます。

結果、いびきをいっぱいかいているようなら枕を変えてみるとか、睡眠の質が低く出続けるようであれば深く眠れるような習慣を試してみれば、睡眠記録計をより役立てていけるのではないでしょうか?

wena3で睡眠ログ機能を使うなら「rubber」一択!

wena3で睡眠ログを使いたい!という方の選択肢は、ほぼrubberタイプ一択です。

metalやleatherは時計ヘッドが取り外せないので、寝るときに邪魔になります。
一方、wena3 rubberは時計ヘッドを外せばめちゃめちゃ軽くて、着けているストレスはゼロに近いです。

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僕は、お風呂に入っている間に充電、それ以外は常に身に着けています。

この軽さはApple watchやFitbit等の時計ヘッド型のスマートウォッチと比較して、wena3を積極的に選ぶ理由の一つになるでしょう。

wena3 睡眠ログ機能レビューのまとめ

今回は、wena3の睡眠ログ機能の詳細をまとめてみました。

wena3は12月に届きましたが、就寝中に心拍数センサーがオフになる不具合のため、なかなか活用出来ていませんでした。
正直非常にがっかりましたが、1/12以降は快適・便利に使えています。

3週間ほど使ってみて、僕の場合は「深い睡眠」を2時間以上確保できれば、次の日かなり爽快に動けることもわかってきました。
30代となり、これまで全く悩むことのなかった「眠り」について悩むようになってしまいましたが、睡眠記録計をうまく活用して疲労とうまく付き合っていきたいです。。

wena3を買って、また一つ自分の生活が便利になりました。

wena3自体のレビューを以下の個別記事にまとめているので、こちらの記事もぜひ読んでみてください。

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また別の記事でお会いしましょう!
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