本記事では、財布とキーケースが一体化した便利なアイテム「キーウォレット」の使い勝手を、実際にキーウォレットを使用している筆者が解説します。
またキーウォレットを実際に使っている人目線で、オススメのキーウォレットをご紹介します。
「財布とキーケースが一体化してたら、便利じゃあないか?」
と誰しもが一度は考えると思います。
僕の場合、スマホ決済の普及で現金を使う頻度が減って
と思ったのがきっかけで、実際に購入してみることにしました。
結果、キーウォレットはめちゃめちゃ便利だったので、記事にまとめてみた次第です。
本記事では、実際にキーウォレットを使っているユーザー目線で、
- キーウォレットの良いところ、悪いところ
- おすすめのキーウォレット(実際に筆者 が使っているものを含む)
をていねいに解説します。
キーウォレットってなに??
キーケース+財布=キーウォレットです。
あるいはウォレットキーケースと呼ばれたりもします。
ようするに、キーケースと財布、両方の機能を持つケースと言うことですね。
消費税が10%に上がった際に国が実施した「キャッシュレス・消費者還元事業」で日本中のありとあらゆるところでキャッシュレス決済が普及。
そしてキャッシュレス決済が普及した結果、現金を持ち歩く必要性が下がりました。
結果、キャッシュレス普及以前は外出の)必需品だった財布の重要度はずいぶん下がり、「ちいさな財布(コンパクトウォレット)」がブームになっていたりします。
キーウォレットは、「小さな財布」の流れを組んでいます。
財布に鍵を収納できるようにしたり、あるいは通常のキーケースに小さな財布機能を追加したりと、キーウォレットにはいろいろな形がありますが、お金、カード、鍵を一つのケースでコンパクトに収納できる点では共通しています。
財布とキーケースを一体化するメリット
以下、現在キーウォレットを日々使っている僕が感じたキーウォレットのメリットをまとめます。
スマホ以外の持ち物が1つで済む
外に出かけるために最低限必要な持ち物は、スマホ、鍵、財布の3点です。
絶対に持ち歩かなければいけない鍵と財布の2つが1つにまとまっているのは、シンプルにめちゃめちゃ便利です。
スマホ、鍵、財布の3点を持ち歩くとなると、カバンが必要になりますが、スマホとキーウォレットの2点だけであれば、ズボンか上着のポケットに突っ込んですぐに出かけられます。
それでいて、家の鍵、車の鍵、現金、身分証、クレジットカードと、外出に必要なものを不足なく全て携帯できるのは本当に便利です。
免許不携帯を100%防げる
車を持っている方限定のメリットですが、財布とキーケースをキーウォレットにまとめることで、免許不携帯を100%防げます。
僕の場合、近所のスーパーやコンビニまで車で買い物に行くだけなら財布不要なことが多いので、ついつい免許が入った財布を持っていくのを忘れてしまいがち。
かと言って、仕事で社用車やレンタカーを運転するので、免許証は自分の車の中に入れっぱなしにはできないし、仕事で持ち歩くために財布の中に入れておきたい。
そんな状態をキーウォレットを導入で解決することができました。
現金、クレカを忘れて詰むことがない
スマホ決済が普及したといっても、現金・クレカじゃないとお金が払えないお店はまだまだあります。
地方の観光地など現金やクレジットじゃないとお金が払えないと最初から予想できるであれば、あらかじめ準備ができます。
問題は、スマホ決済がある程度普及している都市部でふらっと入ったお店でスマホ決済が使えない場合です。
現金を使う頻度が下がっていて、うっかり財布をおいて出かけてしまうこともあろうかと思います。
そんなときに、スマホ決済が使えないお店に入ってしまったら最悪です。
しかし、鍵と現金とカードをキーウォレットにまとめていれば、そんなことは起こりません。
家の鍵、車の鍵は出かける際に必ず持ち歩くものです。
そして、必ず持ち歩くものに財布がついていれば、
なんてことは絶対に起こりません。
財布とキーケースを一体化するデメリット
メリットの次は、キーウォレットのデメリットをまとめます。
紛失時の被害が大きい
当たり前ですが、キーウォレットの紛失の被害はキーケースと財布を同時に紛失することと同じです。
これは無視出来ないデメリットです。
僕もキーウォレットを購入する前に本当にこれは受け入れて良いデメリットなのか、相当悩みました。
紛失のリスクはコントロール出来る
たしかにキーウォレット紛失時の被害は大きいですが、リスクは様々な方法でコントロール出来ます。
例えば、キーウォレットをどこかに置き忘れたり、落としたりは、どんなに気をつけていても起きる時には起こってしまいます。
ですが、紛失防止タグを利用すれば、キーウォレットを置き忘れた時にスマホで通知を受け取ることが出来ます。
また万が一通知に気づかなかったとしても後から紛失場所を特定することができます。
すなわち紛失防止タグを使えば、紛失のリスクを可能な限り低くできます。
またスマートロックを導入して家の鍵はキーウォレットに入れない、車をお持ちではない方は免許証はキーウォレットに入れないなど、紛失した時の被害の大きさのほうもコントロール可能です。
キーウォレットを紛失した時の被害は確かに大きいです。
ですが、対策は取れるのでリスクは十分受け入れられるレベルだと思い、僕はキーウォレットを購入しました。
キーウォレットのおすすめ 5選
ここからは皆さまへ、僕が実際に手にとったキーウォレットと購入検討時に本気で購入するか迷ったオススメ商品をご紹介します!
LIFE POCKETの「Key Wallet Mini」
まず、一番最初に紹介するのは、LIFE POCKETの「Key Wallet Mini」です。
価格 | 11,000円(税込) ※紛失防止タグなしの場合は、7,700円(税込) |
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寸法 | 幅 11.0 × 高さ 3.0 × 厚み 1.5 (cm) |
収納 | ・札入れ ・コインポケット ・カードケース ・鍵 ・車のスマートキー |
お札の収納方法 | 独立札入れポケット |
特徴 | クラウドファンディング発!紛失防止タグ標準搭載のキーウォレット |
「Key Wallet Mini」は、株式会社ライフポケット製のクラウドファウンディング発のキーウォレットです。
このキーウォレットの最大の特長は、最初から紛失防止タグを使うことを前提に設計されていること。
搭載している紛失防止タグは、国内でかなりメジャーな紛失防止タグ「MAMORIO(マモリオ)」です。
世界最小・最薄クラスの紛失防止タグを、スペースの無駄なくキーウォレットに搭載。
- 紛失防止機能
- 独立札入れ、小銭入れ付のフルスペックの財布機能
- スマートキーを収納可能なキーケース機能
を一つまとめた多機能なコンパクトウォレットとなっています。
革は、イタリア製ベジタブルタンニンレザーを使用。
柔らかく発色も鮮やかで、機能だけでなく革の品質も良好です。
価格もリーズナブルで、まずはキーウォレットの使い勝手を確かめてみたいという方も手を伸ばしやすくなっています。
この財布は筆者が実際に使っています。本当におすすめです!
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IL BISONTE(イルビソンテ) キーケースウォレット
続いてご紹介するのはイルビソンテのキーケースウォレットです。
価格 | 20,900円(税込) |
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寸法 | 幅10.0×高さ 6.5×厚み1.0 (cm) |
収納 | ・札入れ ・コインポケット ・カードケース ・鍵 ・車のスマートキー |
お札の収納方法 | 独立札入れポケット |
特徴 | 革の経年変化を楽しめるキーウォレット |
イルビソンテは、ビームスなどのセレクトショップで取り扱いがありご存じの方も多いと思います。
イルビソンテはイタリアのメーカーで、非常に品質の良い革小物の比較的リーズナブルな価格で提供していることで有名です。
天然の皮の品質にこだわったイルビソンテの皮小物は、経年変化の美しさに定評があります。
イルビソンテのキーケースウォレットは、同メーカーの革へのこだわりはそのまま、車のスマートキーを含む鍵とお札、小銭、カード類をコンパクトに収納出来ます。
革質にこだわったキーウォレットをお探しの方にオススメです。
洛景工房 SMARTMOVE
コンパクトさを優先してキーウォレットを選びたい方におすすめなのが、洛景工房の「SMARTMOVE」です。
価格 | 14,080円(税込) |
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寸法 | 幅10.5cm×高さ10.5cm×厚み2.0cm |
収納 | ・お札ポケット ・コインポケット(限定モデルのみ) ・カードケース ・鍵 ・車のスマートキー |
お札の収納方法 | お札ポケットに畳んで収納 |
特徴 | 独自のエックス字構造によるコンパクトさ |
上でご紹介した「key wallet mini」と同じく、クラウドファンディング発のキーウォレットです。
SMARTMOVEはラウンドジップ型のキーウォレット。
ジップの内部にスマートキーを含めた鍵、お札、小銭、カードを全て収納します。
SMARTMOVEの最大の特徴は、コンパクトさ、特に薄さにあります。
これまでご紹介してきたキーウォレットも十分コンパクトでしたが、SMARTMOVEは独立札入れや小銭入れを設けないことで更なる薄さを実現しています。
それでいて、特許取得のX字構造により収納力は他のキーウォレットから見劣りしません。
革加工〜縫製まで純国産の高品質さも魅力的です。
注意点は、独立札入れがないこと。
独立札入れがないため、お札は折り畳んでポケットに収納する必要があります。
現金を使う頻度にもよりますが、SMARTMOVEのコンパクトさは独立札入れがないことを補って余りあると言えるでしょう!
AGILITY 「アンブルジェ」
日本製の高品質なキーウォレットをお探しの方にオススメなのは、AGILITYのアンブルジェです。
価格 | 13,200円(税込) |
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寸法 | 幅8.5×奥行3.0高さ9.0×(cm) |
収納 | ・お札ポケット ・コインポケット ・カードケース(最大5枚) ・鍵 ・車のスマートキー |
お札の収納方法 | 独立札入れ |
特徴 | 縫製にこだわった高品質なキーウォレット |
AGILITYは、東京都日暮里にある革工房で、1998年から20年以上続くブランド。
日本製の魅力を最大限に生かし長年の使用に耐えられる構造、縫製にこだわったモノづくりが魅力のブランドで、東京、大宮、名古屋、大阪、広島、博多に実店舗を展開しています。
AGILITYのキーウォレット「アンブルジェ」は、デザイン性、革の品質、実用性がそれぞれ高いレベルでまとまったキーウォレットです。
「アンブルジェ」にはミネルバリスシオ というイタリアの老舗メーカーの革が使われています。
発色は鮮やかですがあまり経年変化をしない革を使っているKey Wallet MiniとSmartMoveと比べ、革を「育てる」楽しみがあります。
それでいてイルビソンテのキーケースウォレットよりも安価なので、
- ハイブランドの製品にはこだわらない
- けれど革の質にはこだわりたい
- 信頼できるブランドを選びたい
という方におすすめです。
GIVING LIFE 多機能キーケース (スマートキー対応)
「Creema」からもうひとつ、GIVING LIFE 多機能キーケース (スマートキー対応)をご紹介します。
\購入はこちらのリンクから/
価格 | 13,800円(税込) |
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寸法 | 幅10.5×高さ8.3(cm) |
収納 | ・お札ポケット ・コインポケット ・カードケース ・鍵 ・車のスマートキー |
お札の収納方法 | 折り畳み型札入れポケット |
特徴 | 内側も外側も全面イタリアンレザーで仕上げた贅沢なラウンドジップキーケースウォレット |
GIVING LIFE 多機能キーケースは、ラウンドジップタイプのキーケースウォレットです。
特長は、多機能なキーケースウォレットに見えないスマートさ、美しさ。
販売元の革職人アトリエ「GIVING LIFE」は、「GIVE」からわかる通り「贈り物にする」革製品にこだわったモノづくりをしています。
人にプレゼントするものだから、美しいデザインや長く使うほど愛着が湧いてくる革に徹底的にこだわりぬいています。
お札の収納枚数が少ないと思われる構造ですが、そこさえ問題なければ年齢を問わず、あらゆる方におすすめできるキーウォレットです。
\購入はこちらのリンクから/
財布とスマートキーケースを一体化|キーウォレットのおすすめ5選のまとめ
本記事では、財布とキーケースを一体化した「キーウォレット」の魅力についてまとめてみました。
いかがでしたでしょうか?
外出の必需品がスマホ、キーケース、財布の3つから、スマホとキーウォレットの2つに減るのは、大したことがないように思えてめちゃめちゃ快適さが上がります。
「財布とキーケースが一体化したら便利だよな〜」と考えたことがあれば、ぜひキーウォレットを手に取ってみてください。
また僕が個人的に使用しているキーウォレットは個別レビュー記事も書いているので、ぜひ読んでみてください。
また別の記事でお会いしましょう!